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中小企業が存続に必須な経営管理という管理技術とは!

 中小企業の経営者は、自分の想いを実現するため起業し、その思いを実現するため日々邁進されておられます。
 しかし、途中で断念し、廃業せざるをえなくなる企業も多くあります。

 その理由は
・製品やサービスを提供する顧客や消費者が十分確保できない、
・製品やサービスが魅力ない、
・資金繰りがショートし補充できない
などの理由に起因します。

企業を持続可能な状態に維持するのが経営管理という最も重要な管理技術なのです。

目次

1 中小企業の生存率について
2 経営管理の意義
3 中小企業の経営資源の充足性
4 企業を取り巻く環境変化の対応性
5 経営管理の本質とは何か
6 まとめ

本文

1 中小企業の生存率について

 人間には、その年齢まで生きられる確率(生存率)があります。80歳の人なら、80年前に生まれた人数と、現在80歳の人数を比較して〇〇%というのが人間の生存率です。
企業においても人間と同じく生存率があります。起業後、何年後まで生存したかという生存率です。
少し古いですが、中小企業白書2011年度版より抜粋したものが、図1です。

 上記のグラフによりますと、起業してから、5年後には82%、10年後には70%、20年後には52%の企業が生存していることになります。これを逆にみますと、起業してから5年後には18%、10年後には30%、20年後には48%の企業が廃業していることになります。このように事業を継続することは大変難しいです。

 企業を継続するには、継続できる経営管理という仕組みが必要となります。

2 経営管理の意義

 経営管理の一つひとつの文字に意義が潜んでいます。

 「経」とは、布を織る時の縦糸のことです。時間軸に表すと過去、現在、未来に連続してつながっています。
「営」とは、いとなみで、事業をするということです、
「経営」とは、過去があって、現在があり、未来にわたって事業をするということになります。

 「管」とは、取り扱うとか、まとめるということです。
「理」とは、筋道のことです。
「管理」とは、筋道を立てて物事をまとめていくということになります。

 「経営管理」、過去の蓄積により、現在未来にわたり、筋道を立てながら事業を継続していくという意義になります。

 中小企業といえどの経営管理を怠ってはいけないことになります。

3 中小企業の経営資源の充足性

 中小企業は、大企業に比べて経営資源が乏しいです。
経営資源とは、何なのかです。人、物、金、情報などのことです。

 中小企業では、人材募集しても人が集まらない。
人を育成したいが、指導者がいなかったりして、その指導者や社員の育成には時間とお金がかかります。
設備投資やIT投資をしたくても資金不足や借り入れが出来ず、設備投資ができない。
このような不足がありますが、中小企業にとっては今ある人材を活用することが最大の要諦となります。

4 企業を取り巻く環境変化の対応性

 現代の社会は、国内外の情報がインターネットを通じて簡単に瞬時に見られ、通信ができる時代です。規模が小さくても、外国と直接ネット取引し、発展している企業もあります。
しかも、日本人が海外へ、外国の人が日本へ簡単に往来できます。外国人の就労も年々増えています。
日本は国際化の時代に突入しました。
その冴えたるものとして、2020年には東京オリパラがあり、年間4,000万人の来日が見込まれています。

 これと呼応して、企業を取り巻く環境は時々刻々と変化しています。
どのような変化があるのかです。企業の外部的なものと、内部的なものと分けて見てみましょう。

 外部的な変化の要因としては、法令、金融、為替、資源、価格、市場ニーズ、競合他社の製品・サービス、取引先の海外進出・移転、業界規制、少子高齢化、風評、自然災害などがあります。

 内部的な変化の要因としては、不祥事、株主、資金不足、人材不足、技術・設備不足、人間関係、コミュニケーション・意思疎通、企業倫理違反などがあります。

 このような中で、中小企業が生き残るには、環境の変化に対応する柔軟性が必要となります。

5 経営管理の本質とは何か

 上場企業の株主総会を見ますと、企業はもっと儲かるはずだとか、儲かるには人を送り込むとか、利益第一主義の傾向が見られます。
利益とは、企業の経営活動の結果なのです。

 企業は、お客が喜べる価値を創造し、市場に供給するという種を蒔き続けることが肝要です。
それには、お客が喜べる価値ある製品やサービスを創造し、市場に供給し続ける経営管理という仕組み」です。

 次に、経営管理をどのようにすればいいのかです。
基本的には、企業倫理と組織運営を車の両輪のようにして、価値を創造します。その結果として、利益を獲得できるという仕組みです。
これらの活動全般にわたり、経営者が統治し、適切な行動をとることです。
これを図解しまと、図2のようになりす。

6 まとめ

 経営管理は、企業にとっても、従業員にとっても、全ての取引先(社員、仕入先、顧客、株主、金融機関など)にとっても、地域社会にとってもハッピーになる管理技術なのです。
経営管理の概念図に従って、上から下へ、左から右へと、経営者→企業倫理→組織運営→価値創造→利益獲得の順に記事を見てください。飛ばさないでね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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