社会と共生するため、企業活動の根幹をなす企業倫理とは!

 企業が進展し持続するには、いろいろな場面で判断する普遍的な基準となり、正しく企業活動するための規範となる企業倫理(コーポレートエシックス)というものが必要となります。
判断や活動を正しく行うことで、利用者にとってきちんとした製品やサービスが作れるからです。
企業倫理は企業活動の根幹となる規範ですので明文化し、それを全員が共有し、研修や教育を重ねていく体制を整え、常時運用できる仕組みにしておくことが最重要なことです。

【目次】

1 企業倫理が脚光を浴びる背景
1-1. 不祥事
1-2. 社会の評判や風評被害
2 企業倫理とは
2-1. 先ず、「倫理とは何か」からです
2-2. 倫理観
2-3. 企業倫理とは
3 企業倫理の制度化
4 企業倫理の共有化の仕組み
5 まとめ

【本文】

1 企業倫理が脚光を浴びる背景

1-1. 不祥事

 企業活動において利益を優先するあまり、不祥事を起こしています。
企業は、社会の一員であることを忘れ、企業倫理から逸脱した活動をした結果なのです。
具体的には、欠陥製品の隠ぺい、不正な取引、産地の偽造、環境破壊など、社会に対して不信感を抱かし、欺くことになります。
企業不祥事は頻りなしに報道され、絶えることがありません。
不祥事を起こさないためにも、企業倫理を守ることが大切です。

 また、不祥事の対処療法的に企業を防衛する手段として、企業倫理をとらえる企業もあります。
このように企業倫理を不祥事に対応する手段とし使うことは、その企業は不祥事の言い訳や本質的な反省に繋がりにくいです。
将来に向かっての改善の灯を消してしまうことになります。
企業倫理は、本質を理解して、正しく活用することが望ましいです。
近年、企業倫理への取り組みが評価される時代になってきています。

1-2. 社会の評判や風評被害

 不祥事などで、企業の信用、ブランド価値などが評判で低下します。さらに、風評被害に至ることもあります。
これは当たり前ですよね。効果的な対応はほとんどありません。
企業倫理に基づく社内制度を構築し、地道に対応すること以外に道はありません。
不祥事を起こした原因を調べ、その原因を未然に防ぎ、不祥事を起こさないよう速やかに取り組むことです。中でも、経営トップや組織ぐるみの不祥事は見つけにくいものです。

 また、特定な人や団体によるいやがらせや宣伝で攻撃を受けることがあります。
いつの時代で起こり得ます。近年では、街宣活動から手軽に使えるSNSに移行しています。
潔白であることをきっぱりと伝えることです。時には、ネットで表示するのも一手です。
その対策は、速やかに処理する体制と実行のみです。

2 企業倫理とは

2-1. 先ず、「倫理とは何か」からです

 倫理とは、簡単にいいますと、「他の人からやられていやなことや信用を損なうことは、他の人にやらないということです」。
倫理は、人と人の関係(倫)において、人として守るべき行いや筋道・秩序(理)のことです。そこには善悪、正邪の判断が伴います。
例えば、製品を造っている人が、図面通りの品質に合致しようと最善を尽くすことです。特定な人が私利私欲のために行わないようにすることです。
倫理観をきちんと理解できている人は、判断や行動が無理しなく、無駄なく正しく行えるようになります

2-2. 倫理観

 倫理観という言葉が、よく耳にします。
倫理観とは、社会の一員として行動する基になる良心のことです。
では、良心とは何かです。良心とは善い行いをする心のことで、悪い行いを避ける心のことです。企業や社会の中では、良心すなわち倫理観をもって行動することが大切です。

2-3. 企業倫理とは

 企業倫理とは、企業が良心をもって行動することです。
企業倫理は、企業で働いている経営者・役員・管理者・担当者などの全ての人が守るべき企業根幹の規範になるものです。
企業倫理は、顧客・消費者や社会からの信頼に応えるために守するべき最重要の規範となります。
この企業倫理の行動規範が、社会と共生するために必要な企業活動の根幹の規範であります。

3 企業倫理の制度化

 企業倫理の制度化は、企業内において企業倫理を具体的にすることです。
それには、企業倫理を担当する部門の設置や人を配置することから始まります。

 倫理に関して、次の内容を織り込んだ行動規範として明文化をします。
・倫理に関する行動規範を遵守すること
・企業倫理の浸透のための制度や教育・訓練の計画と実施
・内部通報や内部告発の方法
・相談窓口と相談後の対応する体制と運用の仕方
・内部監査で企業倫理制度の評価の方法
・倫理担当部門の明示
などです。

 無理せずに、倫理制度のレベルアップを年々していけばいいです。内容が充実して行きます。

4 企業倫理の共有化の仕組み

 明文化された企業倫理を読んでも、3日も経ったら、すっかり忘れてしまいます。
経営者は企業のトップとして、全員が企業倫理を共有とそれに基づく行為・行動を取れるっように、率先して指導し続けることが大切です。
企業倫理を社内で周知徹底するには、各部門ごとで企業倫理の唱和や話し合うことや、定期的な教育・研修をすることもいいでしょう。
企業倫理の共有化の仕組みは、時が経ちますと陳腐化することがあります。定期的に評価して、その仕組みを見直して修正することも必要となります。

5 まとめ

 この企業倫理を含めた11の原則は、相互に関連しています。
企業倫理の行動規範を中心にして、該当する原則を追加していくことが良いのかも知れません。

 企業倫理を守ると同時に大切なのが法令遵守です。次に、法令遵守に進んでください。

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