
同じ業界では画期的な仕組みができないわけ
業界は横並びを尊ぶので、
抜きんでることを嫌っています。
設備過剰、過当競争などで、
市場が決まっている業界では、
顧客の争奪で顧客開拓が熾烈です。
お客を奪ったら、
いつの間にか奪われてしまう
という繰り返しです。
市場としては発展しにくいです。
こんな状態を抜け出したいものです。
具体的なゴールをさだめ、
そこに到達するための的確な方向が必要です。
ゴルフをする場合
プロとアマチュアは発想が逆だそうです。
プロは、グリーンのホールに
カップインしたボールを何打で
ティーグランドのどの位置から
ティーショットをするか逆算するそうです。
アマチュアは、ティーグランデで
ティーショットを打ち、
ホールインするまで、プレーを追うそうです。
プロとアマチュアの違いは全く逆です。
仕組みについてもこれと同じです。
そのためには何をすればいいのでしょうかね!
他業種の成功事例を学ぶことです。
その方法を次に示します。
他業種の成功事例とは
他業種から学ぶことは
①習慣にとらわれない
②斬新で優れている
③刺激的である
という、メリットがあります。
例1 他業界の戦略を採用:フェデックス
銀行では、各支店から小切手を本店に送らせ
本店は、該当する支店に小切手を振り分けます。
本店に集中し、再配送する仕組みです。
輸送業のフェデックスは、
銀行業界の小切手の交換する方法を
取り入れました。
フェデックスは、地域の集配所から
すべての荷物を中央集積所に集め、
該当する集配所に配送しました。
集配所の荷捌きが良くなりと
集配所間の複雑な配送が無くなり、
大変な合理化となりました。
例2 世界初でなくてもいい:ドミノピザ
事業を立ち上げたころ、
宅配は当てにならないと考えていました。
宅配を自前でするという仕組みを考えました。
注文後き、30分以内に温かいピザを届けます。
出来ない場合は、お金をいただきません。
例3:用途の変更
①あるニキビの薬が、副作用として
養毛の効果があることが分かりました。
養毛剤として発売。
②電波研究所でのはなし。
ランチを電波発信機のそばに置いといたら
ランチが温まった。
③ポスト・イットは偶然に
付箋として発見されました。
書いて貼ったり、類似内容のグループ化など
用途の変更したら爆発に売れました。
例4:再生:スターバックス
アメリカではコーヒーは毎日のように
飲まれています。
焙煎方式の違うイタリア式の
カプチーノで爆発的にヒットしました。
例5:思考やアイデアに限界はない
①電話の自動交換機は葬儀屋が発明
②ボールペンは彫刻家が発明
③外付けエレベータは建築家の発明。
ホテルでエレベータが一機しかないので
客室とロビーの行き来に時間がかかる。
床をくり抜いてエレベータを作る案が浮上し、
その工事期間中は休館となる。
建築士が外付けのエレベータを進言し、
休館せず工事ができた。
どのようにしたら最善の方法を見けられるのか
それには日頃からの心構えが大切です。
□どんな状態でも打開策がある。
□自分の仕事を時折、見つめなおす。
□利用者の価値やメリットを考える。
一度、試してみたらいかがでしょうかね!
最後までお読みくださり
ありがとうございます。