
新聞の折り込みチラシ
毎週のように金曜日や土曜日の朝刊には、
近所のスーパーとか専門店の折り込みチラシが
何種類か入っています。
スーパーや専門店は、
チラシを見て1人でも多くのお客さんが
土日に来店してもらえるように
チラシを新聞に折り込んでいます。
チラシに表示されている商品は
特産品、珍しいもの、特別割引の品で
お客さんの目を引きます。
お店から見たら、
チラシに表示した商品や価格は
お客さんを引き寄せる、集客する
目玉商品なのです。
新聞の折り込みチラシは、
目玉商品があるということと
集客の手段として使われています。
お客さんは、
チラシの目玉商品に引き寄せられるように
お店に行きます。
お店に入ったお客さんは、
チラシの目玉商品以外に
関連する商品を買います。
さらに、お店の中を歩きながら
これが欲しい、あれも欲しいと
たくさん買ってしまうこともあるでしょう。
お客さんは、帰り道、
大きな袋を重そうに抱えながら
こんなに買うはずでなかったのに・・・!
お客さんは
たった一枚の集客チラシでお店に行き、
目玉商品を買い、
さらに多くの商品を買いました。
お店からしたら、
一枚のチラシで
その何百倍の品物が売れたことになります。
そうなるには、
それなりの理由があるからなのです。
チラシをマーケティング思考の面から
この新聞の折り込みチラシについて、
マーケティングの面から考えて見ましょう。
チラシは集客の手段であり、
チラシの目玉送品はフロントエンド商品、
その他の商品はバックエンド商品
ということになります。
チラシが集客の手段であるということは、
チラシの奥に密かにに隠された仕組みを
活用しているからなのです。
新聞屋さんは、お客さんのところに
新聞を毎日届けます。
雨の日も、雪の日も、カンカン照りの日も。
新聞屋さんは、新聞を配達する先の
お客さんの「名前」と「住所」を
知っているからです。
だから、新聞屋さんは
正確にお客さんのところに
新聞を届けられます、
スーパーや専門店は
新聞屋さんの配送システムを
チラシ配布に活用しているのです。
スーパーや専門店が
自分のところでチラシを撒いたら
新聞屋さんに頼むよりも
何百倍の費用がかかります。
その上、お客さんは郵便ポストのチラシを
ポイ捨てしてしまうでしょう。
新聞の折り込みチラシなら
お客さんは見ようという気にさせます。
ここに、お客さんと新聞屋さんとの
信頼関係が既にできているからです。
スーパーや専門店は
チラシを撒き続けることで
お客さんをリピート化しています。
この仕組みは、すごいなーと思っています。
この考え方を、
インターネットまたはウェブでも
使えそうですね。
この先人の仕組みを大いに活かしたいものです。
ウェブでのアドレスとは!
ウェブと新聞屋さんとの大きな違いは
何でしょうかね!
それは、お客さんのウェブ上の住所を
知らないことです。
あなたが、ウェブ上で
何かの仕事を始めようとして
仮にホームページを作られたとします。
このホームページは、
先程のスーパーや専門店に当たります。
ホームページには、
あなたが取り扱う商品を
いろいろと並べることができます。
ホームページというお店ができあがります。
お店ができたら、
お店に来てもらうように
新聞の折り込みチラシで
知らせるわけには行きません。
チラシを配っても
ウェブ上のお店に来てくれるお客さんは、
あなたがお住いの近所に
ほとんどいないからです。
そのためには、あなたは、
ウェブ上のアドレスを知る必要があります。
このアドレスは、
Eメールアドレスのことです。
このアドレスは、
個人の住所と同じように
個人情報なので、
簡単に手に入れることができません。
ここでチラシの意義は、
何なんでしょかね。
それは、お店の情報発信の道具です。
このチラシと同じようなことが
ウェブで行えればいいことでしょう。
ウェブでの情報発信の道具として
□ホームページ
□ブログ投稿
□SNS投稿
□SNSと連携
が当たります。
SNSには、
フェイスブックやツイッターがあります。
SNSと連携することは、
あなたの商品を求めている
お客さんがたくさんいそうな市場を
見つけることに必要です。
お客さんは
アドレス登録の代わりに
あなたに何かのプレゼントを要求します。
あなたが提供するプレゼントは
□問い合わせ
□会社案内
□商品の資料
□メルマガ(ニュースレター)
□特別なレポート
□セミナー
などがあります。
このようにして
アドレスを手に入れることができます。
大変な労力と時間がかかりますが・・・
新聞屋さんとおなじように
あなたはウェブ上のアドレスを
手に入れたのです。
これがリピート化の第一ステップ「集客」です。
その後は、新聞の折り込みチラシと
同じようなことを行えばいいのです。
リピート化の4ステップ
あなたはお客さんのアドレスを手に入れました。
チラシに変わるものが
ウェブ上のメール配信なのです。
パソコンやスマホで
メールのやり取りと同じ考え方です。
でも、せっかく手に入れたアドレスに、
直ぐに商品の案内を送られてきますと
あなたの信用が失ってしまします。
どうしても、
あなたはお客さんの信用を得る必要があります。
メルマガを送ったり
メールの交換を行い
信用を得ることです。
リピート化の4ステップとは
□集客
□フロントエンド商品
□バックエンド商品
□追加商品
となり、お客さんをリピート化します。
第一ステップの「集客」は
メールアドレスを集めることです。
第二ステップの「フロントエンド商品」は
お客さんが買っていただけそうな
価格帯の商品のことです。
メールを配信してお知らせします。
第三ステップの「バックエンド商品」は
お客さんが、少し高くても欲しそうな
商品のことです。
これも、メール配信でお知らせします。
最後のステップの「追加商品」は、
更にお客さんが欲しそうな商品のことです。
こうして、
お客さんをリピート化していくことができます。
読んだらすぐ実行してくださいね。