
戦略の変更が何故必要なのか
成功するには、一歩ずつ前進しかないと思われますが、
この方法だと成功を一回り小さいものにしてしまうのです。
それは、
・業界の習慣に縛られている。
・自分が置かれている状況をそのまま受け入れている。
からです。
もっと高いレベルに上がったり、
大躍進を遂げることを考えられるはずです。
そのためには別な視点で戦略を立て直す必要があります。
ブレークスルーが戦略を劇的に変える
他の業界や他人が行っている戦略(仕方など)を
自分のビジネスに適用するように調整組み立てることです。
平たく言えば、パックって自分流に使えばいいのです。
どのようにするのか
世界的に物流サービスを行っているフェデックスは、
銀行の小切手交換の仕組みを真似たのです。
米国の銀行は、翌日に小切手を交換しいます。
当日、支店は小切手を本店に送ります。
翌日、本店は小切手をそれぞれの支店に振り分けます。
どのように真似たかです。
フェデックスは、
大都市ターミナルに中央集中する方式を
取り入れたのです。
全ての荷物は、いったん中央集積所に集め、
その後、配送先の地域集積所に流します。
何故、そうすると効率がいいのかです。
中央数隻方式でなく、
各地域集積所が該当する地域集積所に直接送ったとします。
地域集積所が10ヶ所あり、
毎日他の9ヶ所の地域集積所に荷物を送ったとします。
10×9=90の配送便がとなります。
中央集積方式にしますと、
当日は中央への配送は 10便
翌日に中央から地域への配送は 10便。
合計20便となります。
90便-20便=70便
が得になります。
さらに、地域集積所は他の地域集積所へ
分類する手間が省けます。
便数と手間が大きく減ります。
中央、地域の集積所が連携して
翌日配送できる体制を整えます。
このブレークスルーをする前は、
フェデックスは、荷物の翌日配送もしていなく、
いつ荷物が着くかの保証すらしていなかったのです。
中央集積以外に
「必要な時間に指定された場所に届ける」
という新たな考え方を打ち出したのです。
お客さん向けのキャッチコピーは、
『午後4時までお預かりした荷物は、
翌日の朝10時半までにご指定のお客様の玄関口に
お届けすることを保証します』
ブレークスルーは世界で最初でなくてもかまわないのです。
最高に劇的なブレークスルーは、単純な場合が多いのです。
他に、ドミノ・ピザの例を見てみましょう。
ドミノ・ピザは、開業当時、
宅配ピザは当てにならないと注目されていなかった。
ドミノは実用的なシステムを編み出し、
新しい店から始めました。
その後、急成長しました。
どのようなシステムかです。
『温かいピザを30分以内に届けます。
出来なければお金はいりません。』
自分流のブレークスルーをするには
ブレークスルーは、時間とお金と労力を
最高にして最善のものを作り挙げれます。
ブレークスルーを生み出すには、
それなりの心構えをする必要があります。
3つ挙げます。
□あなた、あなたの仕事、取り扱っている商品、
お客さんから見て、独自性があり、
他よりも有益だと映るようにします。
□お客さんにとって、
価値ある物を生み出すようにします。
□お客さんにとって、リスクや抵抗感を無くします。
以上です。
ご感想・ご意見は次にお願いします。