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過去志向か未来志向か
人を採用する場合に
日本では、過去の
経歴と学歴が非常に重んじられます。
人を採用し企業としては、
もう少し仕事が出来ると思ったと
いうところもあるようです。
人は、成長するものです。
その人の未来の能力を買って
採用することが大事です。
20世紀の安定した経済成長期から、
21世紀は情報の時代に大きく舵を切りました。
ちょっとした情報で、
企業の盛衰をもたらすことがあります。
情報時代は、これまで以上に
柔軟に対応できる素質が要求されます。
この素質について、
採用時にはそれほど重んじず、
過去の学歴、職歴を優先しています。
これからの時代は、
高度の専門性を有する人が
活躍する時代になっていきます。
それは、先を見通す力です。
株が上がる、商品相場が上がるように
自分の専門性を活かして、先を見通す力です。
ここで見落としがちなものが一つあります。
人を蹴落としても、
自分がよければいいということです。
一次的に上手くいっても長続きしません。
明治の財界人・渋沢栄一は
「論語とそろばん」という著書を出しています。
名言として、次のようなものがあります。
『真の富とは道徳に基づくものでなければ
決して永くは続かない。』
最後までお読みくださり
ありがとうございます。