
企画力に必要な2つの調査能力とは、
それは
・情報収集能力
・情報分析能力
の2つです。
情報調査能力
情報収集能力とは、企画する課題・事柄・事件に関係ある情報を収集する能力です。
これには、
・現象が起きている場所に行き、状況を見て、関係者からヒアリングをします。
・インターネット、書籍、文献などで、関連する情報を調べます。
・アンケート調査などで、第三者の意見を聞くこともあります。
情報分析能力
情報分析能力とは、集めた情報に関して因果関係、重大性などの関連性の分析を行います。
課題を解決するための原因やネタになります。
情報収集が全ての根源
新聞記者の記事は取材の良し悪しで決まると言われています。
その取材は、基本は人脈によるネットワークによるものです。
3つのヒューマンネットワーク
それは3つあります。
・人脈
・種まき
・人づて
人脈とは、有益な情報を持っている人脈です。自分が担当する分野に精通した専門家を広くネットワークとしておきます。
専門家のコメントを引用することで信憑性が高くなります。その分野の専門家、大学教授、学識経験者など。
種まきとは、ネットワークを広めるためには、日ごろから顔つなぎの交流をすることです。
人づてとは、人づてで情報が広がるように、取材中に人から人へと人づてで、有力な情報にたどり着くこともあります。
会社のネットワーク
会社の中でも、新聞記者と同じことをしています。
社員Aさんは課題Bの企画を担当しました。課題Bに関する現場や関係者の視聴調査が要ります。
社員Aさんは、現場に行き、状況を見て、関係者からヒアリングをしました。さらに詳しく聞くために他の人を紹介してもらうなどして、関連する情報を集めます。
この時、課題の企画をするという意識を忘れないことです。
これを忘れると、聞き漏らしが多くあり、何度も現場に言ったり、問い合わせたりすることがあります。
効率が悪いですよね。
さらに、この情報は、メモ帳などにずらずらと書き込んでいくことが多いです。
書きながら、関連性があれば関連付けをし、不足があればさらにヒアリングをして追加していきます。
情報分析の手法
情報収集したメモ帳は、脈絡なく、ずらずらっと書かれています。
まとめにくいです。
まとめるには、1情報を1カードに転記します。長い文章は、分割します。
カードの大きさは、A4サイズの紙を4つ折りして8分割した大きさが手ごろです。
裏面に粘着剤が貼ってある紙が市販されています。これは白板に貼ったり剥がしたり便利です。
情報を転記したカードを、関連性のあるものをグループ分けします。グループごとにグループタイトルを付けます。
グループ同士の関連性をつけます。必要によりいくつかのグループをまとめて大グループ名を付けることもできます。
ここまでくると、課題に対する企画の骨格的なものが見えてきそうです。
最後までお読みいただきありがとうございます。