
企画力の必要性
あなたが何かの企画をする場合、
企画の仕方をしらないと、企画が出来ませんよね。
その企画の出来具合、不出来は企画力の違いにあります。
これは、
個人で仕事をしていても
組織で仕事をしていても同じです。
個人で仕事をしているから不要だと考えるかも知れません。
仮に、あなたが個人事業主だとします。
協力者に協力依頼や銀行での融資などで、
企画内容を何らかの形で説明することがあると思います。
その説明の出来、不出来で、協力の可否が決まります。
企画の内容を関係者に説明し協力を得るには、
企画力を高める必要があるのです。
この企画力を高めるには、実践を通じるといいです。
企画とは
企画力とは何かを説明する前に
企画の意味を理解する必要があります。
企画とは何かです。大辞林第三版によれば
・実現すべき物事の内容を考え、その実現に向けての計画を立てること。
・立案すること。また、その計画や案。「新製品を-する」
・類義の語に「計画」があるが、「計画」は行うべき物事の内容がおおむね決まっていて、その実現の方法・手順などを前もって考える意。
・それに対して「企画」は目新しく好ましい物事の内容を具体的に考え、その実現に向けて手はずを整える意を表す。
これを、ビジネス上の企画としては次の2つの種類があります。
・何かの課題の解決をまとめるもの
・何かの思いや考えをまとめるもの
です。
出来上がったものは、〇〇企画書のように企画書でなくても、
△△解決の提案書を企画書の一種です。
企画力とは
この2つの種類を踏まえて、企画力とは何かです。
企画力とは、解決すべき事項や思い・考えを、
理解しやすいようにまとめる能力のことです。
これが企画力の必要な理由です。
企画力は課題解決能力
例えば、売上が落ちているとしましょう。
あなたが、この課題を解決するために何をするかです。
あなたは、この課題を解決するために
・売上が落ちいている事実を知る必要があります。(事実の把握)
・その原因は何かを知る必要があります。(原因の究明)
・原因に見合う対策を立案します。(対策の立案)
・立案した結果を実現する方法を検討します。(実現の方法)
・上記のことを理解しやすいようにまとめます。(理解されやすいまとめ)
ここで大事なのは、
これまでにないアイデアやユニークさを取り入れるよりも、
目新しくなくてもありきたりの事柄でも
課題をいかに早く、低コストで解決するかが大切です。
企画した結果をなんらかの形の企画書にまとめるには
「説得力のある実践的なもの」にまとめる能力が必要となります。
これらについては、次回から解説していきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。